かつては移民を送り出していた日本 

日本で暮らす外国人は280万人以上(2019年6月現在)といわれています。そのうち在留資格を取得して働いている人は146万人。日本では”移民”は受け入れないという政策なのですが、こうした実態から「隠れ移民大国」とも呼ばれているようです。

かつて日本は多くの移民を送り出していました。明治期以降、ハワイやアメリカ本土、カナダなどへ政府主導での送り出しも行われました。第二次大戦後も中南米諸国への国策としての移民は続き、国策として南米への最後の移民が送り出されたのは1973年でした。
筆者がもし当時に生まれていたならば、移民として遠い異国へ渡っていたかもしれません。

今、日本は豊かになり、少子高齢化で労働力不足が問題となっています。かつて移民を送り出していた日本が逆に、主に発展途上国から労働の担い手として、特に日本人の成り手が少ない職種に働きに来ていただいているわけです。

外国人労働者については皆さん色々な考えをお持ちかと思いますが、異国の地に働きに来た人々のために、微力ながらも役立ちたい。筆者が行政書士を志した原点にもなっています。

行政書士 ライトハウス総合事務所は、ビザ申請代行業務、コンサルティング等を通して、グローバルな共生社会の実現に向け貢献してまいります。

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